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018、潮騒と朝日、越えた一日

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/9/20 📚 シリーズ: ラスティア群像劇~第1章~ 📝 681文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

時空のゆがみ:あらゆる人や物を取り出すことができる空間。ある世界との間の空間。 時空の裂け目:ゆがみを使い過ぎて裂け目になった空間。マナが不安定になり危険。修復師が縫い合わせてゆがみになる。ある世界との交わり。 修復師:マナを糸状に操り裂け目を修復する者。修復中は無防備になる。 縫界衛士:無防備な修復師を裂け目の悪意から守る者。修復師1人に対し2人いるのが基本。 この物語は、時空のゆがみと対峙する人々が織りなす群像劇。 そこで繰り広げられるヒューマンドラマをお楽しみください。

本文

夜明けは、音で来た。

最初は波の音が少し変わっただけだった。

低く、重かった響きが、柔らかくほどけていく。

次に、空の色が変わる。

闇は黒から藍へ、藍から灰へ。

世界の輪郭がゆっくり戻ってくる。

敬三は、ずっと起きていた。

火は小さくなっている。

だが消えてはいない。

灰の中に赤が残っているのを確認し、小枝を足す。

炎が、また生まれる。

それを見て、敬三は初めて息を吐いた。

「……越えたな」

小さな声。

その言葉で、萬月が目を開ける。

神楽一番も起き上がる。

花子が寝返りを打ち、目を細める。

「朝……?」

誰かが言う。

その一言で、全員が空を見る。

雲の端が金色に染まり、海の水平線から、光が溢れ出す。

太陽。

昨日と同じはずなのに、まるで違って見える。

生きて、見る太陽。

丑三が、ぽつりと笑う。

「腹減ったな……」

小さな笑いが、火の周りを回る。

恐怖が消えたわけじゃない。

不安も、状況も、何も解決していない。

それでも。

十二人は夜を越えた。

それは事実だった。

君島一重が立ち上がり、海を見る。

「……昨日より、近く感じるな」

誰も意味を聞かない。

でも全員わかっていた。

世界は変わっていない。

変わったのは、自分たちのほうだ。

敬三は立ち上がる。

体は重い。

だが足は前に出る。

「今日も動くぞ」

昨日と同じ言葉。

でも重さが違う。

それは命令ではない。

“生き延びた者の言葉”だった。

波が光を跳ね返し、浜を照らす。

火の跡、足跡、集めた流木。

そこに、証拠があった。

ここで、人は一晩、生きた。

文明二日目の朝が、始まる。

後書き

流れ着いた世界での順応。まだ一日目ではあるが、たしかにこの地で一夜を明かした。

次なるステップへ向けて動き出す。

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ハロー! ニセイモっと と申します。 こちらでの活動は6月3日午前5時頃に始めました。 第6次世界、第4次世界が存在します。 せっかくなので、 第6次世界は”ラスティア”、第4次世界は”ストラ...

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