星空に瞬く夢物語フェアリィ・ティアラ
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
◇あらすじ 「私、白鷺あんな。小さな頃に観た変身ヒロインアニメに憧れて、声優になったごく普通の女の子♪ある日怪人に襲われてる女の子を助けたら…ってえぇ~っ!怪人?!何?!どういう事〜っ?!」
本文
☆第3話 夜の世界は危険がいっぱい?!変身ヒロインとあんな。
『アイダ精密工業株式会社
生産部 製造課
主任 小宮伊織 』
貰った名刺を眺める。
ラジオ局での出来事から数日。私は今、個室のあるカフェで彼を待っていた。
個室で男性と二人きりで会う。文字にすると、ものすごく危険な響きがする。普通なら絶対に避けるべきシチュエーションだ。
でも。
二度も助けてもらっている。それに、あの人が悪い人じゃないことくらいは分かっている。
……多分。
いや、分かってる。私の勘がそう言っている。
私は手元の紅茶に口を付けた。もうすっかり冷めている。
「はぁ……」
溜め息が出た。
数日前の出来事を思い出す。
百合子さんは、あの後すぐ病院に運ばれた。検査の結果、大きな異常は無し。それでも念のため、数日間の経過観察入院となった。
そして。
あの事件は、局に忍び込んだ私の悪質なファンが控え室で百合子さんと鉢合わせし、そこへ私も戻ってきて、百合子さんが必死になって犯人を追い払った。
……ということになっていた。
犯人は捕まっていない。それはそうだ。実際に暴れていたのは百合子さんだったんだから。
不審者の侵入を許してしまったということで、警備の方々は上からかなりお叱りを受けたらしい。
本当に申し訳ない。
でも私のせいではない。
……とは言い切れない。…気がしないでもない。私にだってよくわからない。
「…………」
考えていると、個室のドアがノックされた。
コンコン。
「どうぞ」
ドアが開く。
「こんにちは、お待たせしましたか?」
彼が来た。
小宮伊織さん。身長は私より頭1つ以上大きい、190センチくらいあるのかしら?体重は私2人分はありそう。
会社の制服を着ているだけなのに、なんというか。
服の方が無理をしている、肩幅が広すぎるんだ。制服の肩口が、明らかに悲鳴を上げている。
私は立ち上がって会釈をした。
「どうぞ、こちらへ」
「失礼します」
伊織さんも丁寧に会釈を返し、私の向かい側へ座る。椅子が少しだけ軋んだ。
……大丈夫よね?壊れないよね?
「何か飲みますか?」
「それではコーヒーを」
私は店員さんを呼び、紅茶のおかわりとコーヒーを注文した。
飲み物が揃う。
私は一度深呼吸してから、頭を下げた。
「この度は助けて頂き、本当にありがとうございました。前回と合わせて、お礼を言わせて下さい」
「前回……?」
伊織さんが小首を傾げる。
……。
この人、ガチムチのオッサンなのに仕草が妙にあざとい。
「ほら、駅から路地に入った所で、高校生と私を助けてくれましたよね?」
伊織さんの目が見開かれた。
そして、私から見て右側、誰もいない空間へ視線を向ける。
「やっぱり、あの時の記憶が残っていたのですねフィー……」
「え?」
声がした。私たち以外の声。
「…………」
私は叫びそうになったが、寸前で両手で口を押さえる。
すると、伊織さんの右脇あたりから、何かがスゥッと姿を現した。
白いワンピース。
背中には青く透き通った羽根。
そして頭には――。
「ウサ耳……?」
小さな妖精だった。
「賢明な判断ですフィー」
妖精は小さな腕を組んだ。
「もしここで騒いでいたら、フィーの能力で無かったことにしなければいけなかったのですフィー」
「…………」
私は両手を口から離して大きく息を吐く。
理解が追い付かない。追い付かないけど。
目の前にいる、確かにいる。
妖精が。
しかも、可愛い。
「…………」
じーっ。
「そんなに見られると恥ずかしいのだけれどフィー?」
妖精はそう言いながら、テーブルの上にふわりと降りた。
そして、私が注文したコーヒーフレッシュをひょいと持ち上げてそのまま口を付けた。
「…………」
「…………」
「…………」
「飲むんだ、それ」
「必要な栄養ですフィー」
「いや、それコーヒーに入れるやつですよね?」
「美味しいですフィー」
「そうですか」
なんだ、この会話。
「ご、ごめんなさい。あの……あなた達は一体?」
「人に素性を尋ねるなら、まず自分の素性を明かすべきでしょうフィー」
妖精が呆れた顔で言う。
……割と性格がキツい。
私は自分の名前と職業を告げた。
すると妖精は小さく頷く。
「フィーはフィーですフィー。こちらは伊織」
「小宮伊織です」
伊織さんが会釈する。
「よろしくお願いします」
「はい……よろしくお願いします」
いや、よろしくって何を?
妖精とガチムチの変身ヒロイン(?)と知り合うことになるなんて、私の人生設計に一文字たりとも書かれていない。
私は気を取り直す。
聞きたいことは山ほどある。
「あの怪人みたいなのは何なんですか?」
「アンコックダーですフィー」
「アンコックダー……」
「正確には、アンコックダーに取り憑かれた人間ですフィー」
フィーさん…さんと言うよりちゃんで呼びたい…はコーヒーフレッシュを優雅にかたむけながら続ける。
「アンコックダーは、この世の悪意そのものですフィー。あれの行動に目的はありません。敢えて言うなら、悪意のまま行動することそのものが、あれの生命活動なのですフィー」
「悪意そのもの……」
「フィーの故郷、フェアリィランドを襲ってきたアンコックダーを、フィー達は撃退しましたフィー。ですが、完全に退治することは出来ず、こちらの世界へ逃げられてしまったのですフィー」
伊織さんが静かに頷く。
「こっちの世界に来たアンコックダーは、人間に取り憑くようになった。特に悪意や劣情の強い人間にね」
「それで……人を襲う」
「そうですフィー」
「…………」
私は少し黙った。
数日前の百合子さんを思い出す。
赤く濁った目。私を求めるように叫んでいた声。
あれが百合子さん自身の意思ではなかったとしても。
………怖かった。
「取り憑かれた人は……どうなるんですか?」
「フェアリィの力でアンコックダーを退治出来れば、宿主は元に戻りますフィー」
「元に?」
「アンコックダーは消滅する際、自身に蓄積した負のエネルギーを反転させるのですフィー。それによって破壊された物や周囲の環境、宿主の身体などは元の状態に戻りますフィー」
「じゃあ、百合子さんも……」
「大丈夫です」
伊織さんが答えた。
「大丈夫、怪我も傷痕も残らないよ。」
「…………」
その一言でちょっと安心した。
「それと、記憶にも影響しますフィー」
フィーちゃんが続ける。
「被害者や宿主の記憶が書き換わったり、消えたりするのですフィー」
「あの時、部屋が元通りになっていたのも……」
「そういうことです」
伊織さんが答えた。
「……なるほど」
なるほど、なるほどね。
頭では理解出来る、理解は出来るけど。
「なんだか凄い話ですね……」
「そう?」
「いや、妖精がいて、異世界があって、怪人が人間に取り憑いて、それを変身ヒロインが退治して、最後には全部元通りって……」
私はそこで一度止まる。
「…………」
「…………」
「……なんだか、ものすごく変身ヒロインっぽい設定ですね」
「そうですフィー」
「ですよね!」
ちょっとワクワクしてしまった。
人知れず人々を守る、異世界から来た妖精。
悪の存在と、変身して戦うヒロイン。
私が子供の頃から憧れていたもの、そのものじゃない。
そう。私の憧れ。
私が声優になった理由。
「…………」
だけど、脳裏に浮かんだのは、百合子さんの顔だった。だとしても…
そこでふと違和感を感じた私は思い切って聞く。
「ところであの時の……伊織さんの声」
「声?」
「変身した時、女の人みたいな声だったじゃないですか」
「ああ」
伊織さんは普通に答えた。
「身バレ防止だよ」
「え?」
「普段の声はこれ」
低い落ち着いた、普通にイケボだった。
「…………」
「で、変身した時は」
伊織さんが少しだけ息を吸う。
「こんな感じ」
低く、少しハスキーな女性の声。
「…………」
「どうかな?」
「…………」
「女性の声に聞こえなくもないでしょう?」
「…………」
私はしばらく固まった。
「何ですか、それ……」
「昔、動画で流行った両声類ってやつだね」
「何で出来るんですか!?」
「練習したから」
「器用!」
思わず叫んでしまった。
この人、見た目は筋肉。声はイケボ。変身するとハスキーな女声。しかも妖精付き。
情報量が多すぎる。
そして私は、とうとう最大の疑問を口にした。
「……で」
「はい?」
「何で相方がガチムチのオッサンなんですか?!」
言ってしまった。
いや、ここは重要だ。
非常に重要。
百歩譲って、協力者に選ばれたことはいい。妖精と一緒に戦っていることもいい。アンコックダーという怪人と戦うこともいい。
だけど。
「何であの衣装なんですか?!」
フリル。
ミニスカート。
ツインテール。
小王冠。
シースルーリボン。
完璧に可愛い、だからこそ。
中身が190センチくらいのガチムチ男性なのが問題なのだ。
私は防犯ブザーに手を伸ばしかける。返答によっては、これを使うのも吝かでない!
「伊織も最初は、こんな筋肉ダルマじゃなかったですフィー」
「筋肉ダルマ……」
「活動していく内に成長していったのですフィー」
「成長……」
「昔の伊織はもっと華奢でした。フィーは最初、女の子だと思っていたのですフィー」
「またまたー」
そんなラノベみたいな話があるわけない。
「当時の写メがあるけど?」
「写メ?」
伊織さんがスマートフォンを取り出し画面に写真を表示する。
「…………」
「これ」
私は覗き込む。
「画像小っさ! 画質悪ぅっ!」
「仕方ないよ。昔のだから」
「いや、昔っていつですか!?そもそも写メって何!?」
「あ」
伊織さんが止まった。
「そうか。あんなさんは知らないか」
「何です?」
「スマホじゃなくて、昔の携帯電話にカメラ機能が付いた頃の呼び方」
「ああ!」
そうだ!パカパカするやつ。
ガラケー。
確かに、昔そんな言葉があった。
「……じゃあ、この写真」
画質は悪い。ものすごく悪い。
でも、そこに写っている衣装には見覚えがあった。昨日見たものと同じ。
「…………」
眉を寄せて画面を見つめる私にフィーちゃんが言った。
「フィーの能力で、当時の伊織の姿を見せますフィー」
「そんな能力あったんだ……」
空中に光が集まり、そして映像が浮かび上がる。
そこにいたのは、可愛い女の子だった。
華奢で。中性的で。銀髪のツインテール。今と同じ衣装。
手にしたスティックから光の弾が飛び、レーザーのような光が夜空を切り裂く。
くるりと舞って決めポーズ。完璧な変身ヒロインムーブ。
「…………」
私は映像を見る。
横を見る。
伊織さんを見る。
もう一度、映像を見る。
「…………」
何度見ても違う、違いすぎるっ!
「嘘でしょ……」
「懐かしいなぁ、十五歳の僕だよ。この時はまだ戦闘も不慣れだったなぁ」
伊織さんは穏やかに笑った。
「…………伊織さん」
「はい?」
「今、お幾つなんですか?」
「三十五だね」
「二十年?!」
私は椅子から落ちそうになった。
「二十年前から変身ヒロインしてたの?!」
「そうなるね」
「二十年?!」
「うん」
「二十年?!」
「三回目だよ、あんなさん」
「二十年!」
三回言わせろ。四回でも良い。
こっちは人生観がひっくり返っている。
「二十年戦っていたら、成長期とか戦闘経験とかで身体が大きくなっちゃってね」
「戦闘経験で?!」
「今じゃすっかりベテランだよ」
ははは、と伊織さんは笑う。
いや、笑ってる場合じゃない。
「で、アンコックダーは夜にしか活動出来ないんだけどさ」
「夜に……」
「当時は週に三回とか四回とか退治しててね」
「週三、四回?!」
「勉強が疎かになっちゃって」
「…………」
「受験に失敗して、今の工場勤務になっちゃったんだよ」
「世知辛いーーーーっ!」
思わず頭を抱えた。
何だこれ?!人々を守るために戦い続けた変身ヒロインの末路が。
受験失敗からの工場勤務。
「いや、待って……待ってよぉ…」
私は頭を抱えたまま呟く。
「私の憧れの末路が世知辛すぎる……」
「でも、仕事は楽しいよ」
「そういう問題じゃないんですよ!」
「そう?」
「そうです!」
私が憧れていた変身ヒロイン。
キラキラした夢。
華やかな衣装。
必殺技。
そして――。
「うぅ……」
私は項垂れた。
「せめて……せめて、あの変身バンクと衣装はやめましょうよぅ……」
「…………」
「…………」
空気が変わった。
「あれ?」
伊織さんが身を乗り出した。
巨大な身体が、ぐっと前に来る。
「変身バンクが見えてたの?」
「ひっ」
怖い。
その巨体で身を乗り出さないで。
視線も怖い。
「な、何か問題……でも?」
「記憶の影響を受けないこともそうだけれど」
フィーちゃんも真剣な顔になっていた。
「変身プロセスも見えていたとは驚きですフィー」
「え?」
「そもそも、変身プロセスは人間はおろか、アンコックダーにも知覚出来ない速度で行われているのですフィー」
「…………」
「それを知覚出来るのは、変身している本人と、その妖精だけなのですフィー」
「…………」
「これを知覚出来る人間は極稀ですフィー」
私は目を瞬いた。
「私、もしかして……選ばれた人間な感じです?」
伊織さんが少し考える。
「ある意味では、そうだね」
やっぱり!
私は思わず背筋を伸ばした。
「ただ、確定じゃない」
「…………」
「少なくとも、君はアンコックダーを引き寄せる体質みたいだ」
「…………」
「君自身は取り憑かれることはないと思う。でも、君のエナジーに惹き寄せられる人達が、アンコックダーに取り憑かれる可能性は高いね」
「…………」
胸の奥が冷たくなった。
「何で……」
声が漏れる。
「何でこんなことに……」
「多分、路地での時にフェアリィの力に触れたことで活性化したんだと思いますフィー」
フィーちゃんが静かに言った。
路地でもあの時、私が襲われて。
伊織さんに助けられて、あの光を見た。
そして、その後百合子さんが━━。
「もしかして……」
私は顔を上げる。
「百合子さんが、あんなことになったのって……」
二人は何も言わない、それが答えだった。
「…………」
きっと私が原因だ。
もちろん、百合子さん自身が悪かったわけじゃない。
アンコックダーが悪い、それも分かっている。
でも、もし私がいなかったら。
もし私があの場所にいなかったら。
もし私の中のエナジーが、アンコックダーを引き寄せていなかったら百合子さんは………
「…………ごめんなさい」
拳を握る。
「百合子さん……ごめんなさい」
目の奥が熱くなる。私は顔を上げた。
伊織さんを見る。フィーちゃんを見る。
「何とか、なりませんか?」
自分でも驚くくらい、声はしっかりしていた。
「私が原因なら……」
私はもう一度、拳を握る。
「これ以上、私の大事な人たちを傷付けたくないんです」
二人は黙って私を見る。
やがて伊織さんが口を開いた。
「方法はあるよ」
「……本当ですか?」
「あんな」
フィーちゃんが私を見る。
「これから、フィー達に協力して下さいフィー」
「協力?」
「貴女のエナジーがアンコックダーを引き寄せるなら、貴女自身が危険を知らせる目印にもなるということですフィー」
「…………」
「伊織がアンコックダーを退治する。そして、あんなには異変があればすぐに知らせてもらう。そうすれば、被害が出る前に対処出来る可能性が高くなりますフィー」
「なるほど……」
「ただし」
伊織さんが言った。
「絶対に無理はしないこと」
「…………」
「君が戦う必要はない」
「え?」
「僕が戦う」
伊織さんは淡々と言う。
「君は僕たちにちゃんと知らせる。それだけでいい」
「…………」
なんだろう、ものすごく頼もしい。
見た目は一九〇センチくらいのガチムチマッチョ。
なのに、言っていることは、ものすごく真っ当な大人だった。
「じゃあ……」
私は少しだけ笑った。
「これからも、お願いします」
「こちらこそ」
伊織さんが頭を下げ、フィーちゃんも頷く。
「よろしくお願いしますフィー。フィー達もなるべく近くで警戒しておきますけど、何かあればちゃんと連絡することですフィー」
私は二人を見つめた。
変身ヒロイン。
妖精。
怪人。
私の特殊体質。
数日前までなら、全部笑い飛ばしていたと思う。
でも、今は違う。私は知ってしまった。夜の街には、人知れず戦っている存在がいるって。
そして私自身も、その世界に足を踏み入れてしまったらしい。
……とはいえ。
「…………」
私は伊織さんを見る。
私よりも頭1つ以上大きい身長。
みっちり詰まった筋肉。
ガチムチ。
マッチョ。
その姿で、あのフリフリ衣装。
「…………」
「どうしたの?」
「いえ」
私は笑顔を作る。
「なんでもありません」
これから私は変身ヒロインの協力者になる。
そう。
変身ヒロインと。
「…………」
もう一度、伊織さんを見る。
やっぱり。
「……夢に見たのと違う」
「何か言った?」
「何も言ってません!」
私は即答した。
夢の中ではもっとこう…
華奢で。
可愛くて。
キラキラしていて。
「…………」
現実って世知辛い。
でもまぁ、仕方ない。
私が憧れた変身ヒロインの世界は、思っていたよりずっと現実的で。
思っていたよりずっと騒がしくて。
そして。
思っていたよりずっと優しい世界だった。
私は冷めた紅茶を飲み干す。
「ところで」
「はい?」
「次にアンコックダーが出たら、私はどうすればいいんですか?」
「まず僕に連絡を」
「分かりました」
私は頷く。これでいい。
これなら、百合子さんみたいな人を、もう出さずに済むかもしれない。
「じゃあ、連絡先を――」
伊織さんがスマートフォンを取り出す。
その瞬間。
「…………」
私はふと気付いた。
「伊織さん」
「はい?」
「そのスマホに、さっきの十五歳の写真ってまだ入ってます?」
「あるよ」
「…………」
「見る?」
「見ます」
即答した。
「ちょっと待ってね」
「…………」
「これ」
画面いっぱいに十五歳の伊織さん。
可憐な美少女変身ヒロイン。
「…………」
「…………」
「…………」
「やっぱりこっちの方がいいなぁ……」
「そう?」
「そうですよ!」
私はスマートフォンを覗き込みながら叫んだ。
「何で二十年後にこうなるんですかぁぁぁぁぁっ!」
カフェの個室に、私の悲鳴が響いた。
――こうして私は。
憧れ続けた変身ヒロインの世界へと、ほんの少しだけ足を踏み入れた。
ただし。
私が夢見ていた世界とは、何かが決定的に違っていた。
第3話 了
原案:RYU-KI
原稿チェック:ロック(Glock)
プロンプト:アキ(Gemini)、レオ(ChatGPT)
執筆:レオ(ChatGPT)
編集:RYU-KI
作品統計
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