自己紹介で苦戦。
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
9:00__ 入学式が終わると講堂の前にクラス分け票が張り出されていた。凪と闇莉は2人で一緒に講堂を出てクラス分け表を見に行った。
本文
9:00__
入学式が終わると講堂の前にクラス分け票が張り出されていた。
凪と闇莉は2人で一緒に講堂を出てクラス分け表を見に行った。
クラス分け表の前は人がとても多かった。
「…見えない」
闇莉が言うと凪はため息を吐きながら
「俺が見てくるからっちょっとまってろ」
と言って人と人の間をすり抜けていった。
数分すると凪が人と人の間から出てきて
「俺も闇莉も同じ1組だって」
と言った。
「じゃあ行こう。 遅れたらめんどくさい」
と闇莉が言った。
そして2人は1年1組の教室へ向かって歩いた。
教室に入るとすでに半数の生徒がいた。
机にはそれぞれの生徒の名前が書かれており席は決められていた。
「うわ、1クラスの人多すぎだろ これで5クラスあるのかよ」
凪は嫌そうに呟いた。
そして2人は自分たちの席を探した。
奇跡的に闇莉の席と凪の席は隣で1番後ろの窓際だった。
そして担任の先生が来てホームルームが始まった。
最初は担任の先生の自己紹介だった。
「みなさん初めまして。今日からみなさんの担任を務める
木口 凌駕です。これから一年間一緒に楽しい学校生活にしていきましょう」
担任の木口先生はとても整った顔立ちに小さめの身長の可愛い系男子の先生だった。
すると先生が
「ではみなさん1人ずつ番号順に自己紹介していきましょう」
と言った。
1番番号の早い男子が立ち上がり元気な自己紹介をした。
そして次々生徒たちが自己紹介をしていきついに凪の番が来た。
凪はめんどくさそうにゆっくり立ちあがって自己紹介を始めた。
「霧島 凪で〜す。推しはVtuberの泡沫めろちゃんです」
と言った。
すると教室中から
「わかる〜、めろちゃん可愛いよね!」「俺もめろちゃん好き!」
とクラスメイトたちが騒ぎ始めた。
すると木口先生が
「あ〜、一緒だ。俺もめろちゃん推しだよ」
と言った。
するとクラスメイトたちは
「え!先生も!?」「めろちゃん人気すぎ〜」
と驚きの声が上がっていた。
その間、闇莉はずっとえ?私?とずっと心の中で思っていた。
そしてついに闇莉の番が回ってきた。
「ゆっくりでいいから頑張れ」
と凪が応援してくれた。
闇莉はゆっくり立ちあがった。
「えっと…黒羽 闇莉、です…よろしく、お願いします…」
闇莉が挨拶すると教室中から
「え、可愛い…」「めっちゃ美人じゃん」
と声が上がっていた。
闇莉はゆっくり椅子に座った。
「よく頑張ったじゃん」
と凪に褒められた。
これでなんとか学校1日目を乗り切った。
でも、やっぱり入学式だけじゃなくホームルームまであって最悪だと闇莉は思った。