悲しい昔話
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
僕の名前はダイチ!今日から幼稚園に入るんだ!幼稚園の仲間たちは皆元気でとっても仲良し!でもね、皆なんか秘密があるみたい...?
本文
りゅうせいくんが座ってる木の下についてぼくは改めてりゅうせいくんに声をかけてみた。
「りゅうせいくん!ぼく、りゅうせいくんとおんなじチューリップ組になれたからりゅうせいくんのこといっぱい知りたいんだ。質問、聞いてくれませんか?」
ちょっと怖かった。そうすけくんがいっしょに断られたときは言ってくれるって言ってたけど、もしまたことわられちゃったら、ぼくのこと本当に嫌いなのかな😞
そんなぼくの不安げな表情や震えてる体を見たからか、よくわからないけど、りゅうせいくんはお話してくれた。
「.......ぼくのことしってどうするの?」
そっけなかったけど、りゅうせいくんがお話してくれた!嬉しくて、ちょっとびっくりしてる、だけど質問に答えなきゃ!
「ぼく、りゅうせいくんのこといっぱい知ってりゅうせいくんと仲良くなって、それで、それで....」
「それで、なに?肝心なことを言ってくれないと意味ないんだけど。」
どうしようどうしようテンパって言葉が出てこないよ〜💦
「言ってくれないならもういいや、」
ああっ!本を持ってどこかにいっちゃう!せっかくお話できたと思ったのに😢
「待てよ!りゅうせい!」
この声は....そうすけくん!?
「なに?」
「このダイチってやつはお前と『友達』になりたいって俺に相談してくれたんだ! もうちょい話聞いてやったらどうだ?」
「そうすけがそんなにいうならすこしだけ...」
えーっ!?そんな簡単に!?やっぱり二人は友達なんだなあ
「で?ぼくは本人から聞かない限り信じない。そうすけのいったとおり本当に友だちになりたいの?」
「うん!ぼくはりゅうせいくんと友だちになりたい!それから...りゅうせいくんがよかったら、りゅうせいくんの昔話してくれない?」
「...友だちになるのは良いよ。そんなキラキラした目で見られたら断れないって。でもどうしてぼくの昔話なんてする必要があるの?」
やったー!友だちになれた!めちゃくちゃ嬉しいけど今は質問に答えなくちゃね!せっかくそうすけくんが協力してくれたんだから!
「りゅうせいくん、昔だいがく?っていうすっごいとこ行ってたんだよね?そこで嫌なことがあって、お友だち作らなかったのかな〜って。」
うう〜言っちゃった〜。どうしよう、すっごい怖い顔してるよ〜なんか嫌なことを思い出してるような、イライラしたような顔。聞いちゃいけないこと聞いちゃったかな〜。
「....話すよ....」
「え?」
「話すよ。ぼくの昔話。」
1年前
とある大学に行ったぼくはそこでも教授たちと協力していろいろな実験をしたり、論文を発表したりした。
だがそんなぼくのことをよく思ってない奴らが出てきた。
大学生A「おい、ちびここはお前のような赤ん坊が来るとこじゃねえんだよ!赤ん坊は家に帰ってねんねしてなw」
「ぼくはこの大学の学部長に特別に招待されてここにいます。ぼくのことをあなたごときが家に返せるわけ無いでしょう。」
それだけ言ってぼくは次の実験場へ向かおうとした。だが後ろから強い力で肩を掴まれた。
大学生A「ガキが生意気な口聞きやがって!」
そう言ってそのまま投げ飛ばされた。ぼくの体が地面に転がった痛みで立ち上がれなかった。そのままぼくは医務室送りになり、その大学生は退学処分になったという。
だからぼくは人を信じられなくなった。ぼくと同じぐらい賢い人が集まるはずの場所でぼくを認められない人物がいるなら、他にも山ほどそんな奴らはいるはずだ。
もうあんな目に遭いたくない―――――
現在
「そんな悲しい昔話だったなんて...。ごめんね。嫌なこと思い出させちゃって。」
「ううん、君とそうすけのおかげで人を信じても良いかも知れないって思えたから、問題ないよ。そうすけもいつもありがとうねぼくのことを支えてくれて。」
「あったりめーだ!俺はお前の友達だからな!」
「じゃあ、あらためて、りゅうせいくん。これから友達としてよろしくおねがいします!」
「うん、よろしく。」
そうすけくんとりゅうせいくん二人ともすっごく優しくて頼もしい友達だな!あとは、ほのかさんだけか〜。
「よし!皆と友だちになろう大作戦!これからも頑張るぞー!」
作品統計
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