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023、昼下がりの揺らぎ

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/10/11 📚 シリーズ: ラスティア群像劇~第1章~ 📝 739文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

時空のゆがみ:あらゆる人や物を取り出すことができる空間。ある世界との間の空間。 時空の裂け目:ゆがみを使い過ぎて裂け目になった空間。マナが不安定になり危険。修復師が縫い合わせてゆがみになる。ある世界との交わり。 修復師:マナを糸状に操り裂け目を修復する者。修復中は無防備になる。 縫界衛士:無防備な修復師を裂け目の悪意から守る者。修復師1人に対し2人いるのが基本。 この物語は、時空のゆがみと対峙する人々が織りなす群像劇。 そこで繰り広げられるヒューマンドラマをお楽しみください。

本文

— 最初に気づいたのは、守られる側だった —

昼下がりの浜辺は、穏やかだった。

大人たちは作業に散り、海は青く、風は柔らかい。

だからこそ、その違和感は“遊びの延長”みたいに始まった。

「ここ、昨日こんなのあった?」

朱里が足を止める。

時雨は木の枝を振り回していたが、つられて覗き込んだ。

砂浜の端、岩場に近い場所。

空気が、少しだけ揺れている。

熱でゆらぐ空気に似ている。

でも違う。

向こう側の景色が、ほんのわずかに歪んで見える。

「水の上みたい」

時雨が近づこうとする。

「だめ」

朱里が袖を掴んだ。

彼女は少しおませさんだった。

意味はわからなくても、「これは遊びじゃない」と感じ取っていた。

「見ちゃだめなやつかも」

でも、好奇心は止まらない。

時雨は小石を拾って投げた。

石は歪みに触れた瞬間、音もなく消えた。

二人の時間が止まる。

「……え?」

次の瞬間。

ふっと、冷たい風が吹いた。

さっきまで夏の匂いだったのに、一瞬だけ、知らない場所の空気が混じる。

乾いた土の匂い。

鉄みたいな匂い。

そして。

歪みの中で、何かが“動いた”。

人影。

でも形が定まらない。

水面の向こうに立つ誰かのように、揺らいでいる。

「……帰ろう」

朱里の声は小さい。

時雨は、初めて遊びの顔をやめた。

二人は走る。

村へ。

砂を蹴って、息を切らして、転びそうになりながら。

その頃。

源三郎は巡回の途中、足を止めていた。

潮の音に混じって、わずかに聞こえる“別の風”の音。

同じ異変に、違う場所で気づいている。

村はまだ、穏やかだ。

洗濯物が揺れ、干し魚が並び、煙が上がる。

だがその外側で、世界の縁が、わずかにめくれ始めていた。

そして最初にそれを見たのは、まだ剣も持たない、守られるはずの子どもたちだった。

後書き

子どもたちが異変を見つけましたね。さて、彼らはどうするかな?

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ハロー! ニセイモっと と申します。 こちらでの活動は6月3日午前5時頃に始めました。 第6次世界、第4次世界が存在します。 せっかくなので、 第6次世界は”ラスティア”、第4次世界は”ストラ...

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