参
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
みみ「私は自由人!!!」兄「…………」銀「…………み、みみ……!」
本文
みみ「私は自由人!!!」
兄「…………」
銀「…………み、みみ……!」
兄は湯呑みを置いた。
兄「……なるほど。そういうことか」
銀「お兄ちゃん、何が!?」
兄「いや。お前が三日間でどうなったのか、少しずつ理解しているところだ」
銀「~~っ!!」
みみ「自由に生きております!!」
兄「……うむ」
(納得したわけではない。理解を試みているのだ)
兄は弟を見た。
真っ赤な耳。隠しきれない照れ顔。みみの隣から離れる気配はない。
兄「…………銀」
銀「は、はい……」
兄「お前、これから大変だな」
銀「えっ!? な、何が!?」
兄「…………いや」
兄は再び茶を飲んだ。
兄「お前が幸せそうで、何よりだ」
銀「…………っ!」
銀のしっぽが、ぼふっと膨らんだ。
みみの自由奔放さに振り回されているのに、嬉しそうなのがまた問題だった。
兄(……この弟、もう駄目かもしれん)
銀「お兄ちゃん!! 変なこと考えてるでしょ!!」
兄「何も考えていない」
みみ「私は自由人!!!」
兄「……それはもう分かった」
(お兄さん、二度目のフリーズまで秒読みだった。)
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