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第4話:雲上の取引

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/8/28 📚 シリーズ: 『AI作家と私の、ふんわり飛行艇計画』 📝 1,617文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

AIに小説を書かせたら、最初の読者である私すら行き先を知らない飛行艇の旅が始まった。 一面の青い空と、雲海の向こうに広がる世界。 蒸気機関と飛行技術が発達したこの世界で、小型飛行艇の操縦士として空を飛ぶ青年ユーリは、いつものように仕事をこなしていた。 特別な力も、世界を変える使命もない。 ただ空を飛び、依頼された仕事を終えて帰る――そのはずだった。 だが、ある日の飛行中に起きた出来事を境に、ユーリの日常は大きく変わっていく。 雲海の奥で出会った少女。 父親の残した潜行貨物船。 空と雲の向こうに潜む未知の存在。 そして、壊れた飛行艇で向かう先は、まだ誰にも分からない。 これは、特別な英雄ではない一人の操縦士が、仲間たちとともに空を旅する物語。 どこへ向かうのか。 何が待っているのか。 最初の読者である私自身も、まだ知らない。 そして、この物語が何話まで続くのかも、私には分かりません。 ※本作は、人間がプロットの方向性や世界観を『ふんわり』設定し、本文はAIが執筆する形で制作しています。

本文

「……おい、受取人さんよ。その『青く光るヤツ』を今すぐバッグに仕舞ってくれ」

ユーリは顔を引きつらせながら、足元に転がった球体パーツを指さした。

「なぜだ? これは……」

「いいから隠せ! この高度でそんな目立つ光を撒き散らしたら、追手どころか、近所の空賊や巡逻船に『ここにお宝がありますよ』って合図を送ってるようなもんだ!」

セシリアはハッとしたように球体を拾い上げ、革バッグの中へ押し込んで固くバックルを締めた。青い光が漏れなくなると、不気味なほどの静寂が戻ってきた。

風が「ヒュウ……」と、気球のワイヤーを揺らす音だけが響く。

「さて、状況整理だ」

ユーリはコクピットから這い出し、安定している気球のゴンドラ(吊りかご)へ足を移した。足元の鉄板は錆びついてボロボロだが、大人が二人乗るくらいなら持ちそうだ。

「1、俺の愛艇アウラ号はエンジン爆発で完全死亡。 2、俺たちは高度二千メートルの無人気球に引っかかって孤立。 3、お前さんは謎の軍隊に追われていて、俺はその片棒を担がされた。 ……合ってるか?」

「……概ねその通りよ」

セシリアは苦笑いを浮かべ、肩の傷口を痛そうに押さえた。

「で、これからどうする? ここで干からびて雲の露になるか、それとも地上に落ちてさっきの黒コートどもに蜂の巣にされるか、どっちがいい?」

「どちらも遠慮するわ」

セシリアは短髪を掻き揚げ、腰のベルトから古びた真鍮製のトランシーバーを取り出した。アンテナを伸ばすと、ジジジ……と激しいノイズが走る。

「父の残した潜行貨物船『アルゴー号』が、この下の雲海に潜んでいるはずなの。波長さえ合えば、迎えを呼べる」

「潜行貨物船……雲海の中を潜航するタイプの重装甲船か。よくそんな金があったな」

「金じゃないわ。父が残した遺産よ。……あの軍の追手『黒い旋風(ヴェント・ネロ)』にすべてを奪われる前に、私たちが確保したの」

セシリアがノブを回して周波数を合わせ始める。 ジジッ……ジジジ……『――こちら、アルゴー。応答せよ、セシリア――』

小さなスピーカーから、しゃがれた老人の声が聞こえた。

「聞こえるわ、バートン! こちらは旧ガレリア上空、高度二千の集塵気球! 機体が大破して動けない、すぐに回収に来て!」

『了解した! だがセシリア、黒い旋風の軽巡洋船が二隻、その空域へ向かって全速で上昇中だ! 長居はできんぞ!』

通信が切れる。 ユーリは遠くの雲間を見つめた。薄っすらとだが、雲を押し分けて巨大な金属の艦影が二つ、こちらへ向かって上昇してくるのが見えた。蒸気機関の重低音が、遠雷のように響いてくる。

「ちっ……めざとい奴らだ。もう追いついてきやがった」

「ユーリ、と言ったわね。あなた、この気球のガスを抜いて、一気に下降させることはできる?」

セシリアが真面目な顔でユーリを見た。

「はあ!? ガスの調整弁なんて、このボロ気球の頂上にあるんだぞ? あんな腐ったロープを登って削れかけたバルブを開けろってか! 失敗したらそのまま真っ逆様だぞ!」

「プロの飛行機乗りなんでしょ? 風を見るのは得意なはずよ」

「俺は『風を見る』プロであって『空中ぶらんこ』のプロじゃねぇよ!」

ユーリは悪態をつきながらも、工具箱から太いワイヤーとスパナを取り出した。自分の腰にワイヤーを巻きつけ、片端を気球のフレームにしっかり結びつける。

「いいか、受取人さん。無事に下に降りられたら、俺のアウラ号の修理代……いや、新車購入費は全額アンタの親父さんの船に請求するからな!」

「交渉成立よ、優秀な郵便屋さん」

セシリアがニヤリと笑った。

ユーリは意を決し、風が吹き荒れる気球のロープへと手をかけた。 下を見れば、はるか底に見える錆びた街並み。上を見れば、迫りくる軍の巨大な黒い飛空艇。

「ったく……今日という日は、人生で一番最悪の配達日だ!」

ユーリは風を読みながら、錆びついた手すりを踏みしめ、気球の頂上へと登り始めた――。

第4話はここまで!

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作者について

風見しず

風見しず

小説を書いている……というより、AIに書いてもらった小説を読んでいます。 世界観や方向性は決めますが、先の展開は私にも秘密。 AIがどんな物語を作っていくのか、最初の読者として楽しんでいます。 ...

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