019、中央の人魔混合流刑
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
第6次世界と対をなす第4次世界「ストラチア」。 この地で繰り広げられるヒューマンドラマを中心に描いていきます。
本文
北西大陸中央部。フェルナンド達が流れてきたその同時期。
中央部でも多くの人々が流れてきた。
魔族はルートルード・クラヴェルを中心とした集団。
人間は緒方照夫を中心とした集団。
ルートルードは辺りが山林なのを確認すると、仲間のオーウェン・ケインに話しかける。
ルートルード「厄介だな。武器なしでは動物の対処が面倒だ」
オーウェン「エレシィに頼んでみては? 先ほど私たちが出てきたところは時空のゆがみだろうから」
名前を呼ばれたエレシィ・トルーヴァという女性が時空のゆがみに手を突っ込んだ。
エレシィ「とりあえず、剣を出せばいいかしら?」
オーウェン「ああ。とりあえず私の分を頼む」
エレシィ「分かったわ」
それを遠巻きに見ていた、緒方照夫と武藤秀明。
照夫「一体なぜ私がこんな未開拓地にいなければいけないんだ?」
秀明「西京県が地震に襲われたと思ったら、次の日にはこの原生林。総理に抗議せねば!」
二人はまだ事態を飲み込めておらず、都会での政治暮らしのままの気分である。
照夫の妻、千澄は二人を見て話し始める。
千澄「あたしは命があって良かったよ。地震でライフラインが停止してたから、自然がある方が木の実や野草が採れるからね」
照夫「しかし私たちはサバイバル知識なんぞ持ち合わせてないぞ」
秀明「まったく……。自明党は何をしているんだ!」
照夫「それに、あの連中は何だ? 耳が我々と違うぞ。化け物ではないのか?」
千澄「それは私も思った。とにかく、警戒しないとね」
彼らはまだ、この山林で生きていくのに、地力で頑張ることに考えが至らないのだった。
後書き
こちらでは魔族のルートルードの集団と政治家の照夫の集団が流れてきました。
ルートルード達は流刑、照夫達は事故でそれぞれこの地に来ています。
ルートルード達は魔術がかなり発達した地域から来ています。
エレシィが時空間干渉魔術が使えるのはこのためですね。
作品統計
📚 本を探すなら「よみどき」(あいぺんが運営する本の発見サイト)
130万冊を超えるコミック・小説・書籍の順位と値段を毎日みて、いま読むものを決められます。